子育て世代の支援

鎌倉市の未来を考えたとき、街の活性化には「現役世代」の定住・定着が不可欠です。そして、その現役世代が安心して子どもを育てられる環境が整えば、街全体が持続的に発展します。私は、以下の3つの政策を軸に、鎌倉市をより魅力的な街へ変えれるのではないかと考えています。
- ① 現役世代の支援
- ② 子育て世代の支援
- ③ 空き家問題の解決
そのうちの、②子育て世代の支援についての私の考えをお伝えします。
② 子育て世代の支援
現役世代の支援(①)に加えて、「子どもを安心して育てられる街」をつくることも、街の持続的な発展には欠かせません。現役世代が定住し、次世代を担う子どもたちを育てやすい環境を整えることが、鎌倉市の未来を支える鍵となります。
兵庫県明石市の成功事例を参考に、鎌倉市に適した子育て支援策を推進するべきだと考えています。
兵庫県明石市子育て支援の例(5つの無償化)
・18歳までの医療費完全無償化
・第2子以降の保育料完全無償化
・中学校給食費の完全無償化
・小学生以下の公共施設入場料の完全無償化(付き添い保護者含む)
・0歳児のオムツ定期便・見守り訪問の完全無償実施
既に鎌倉市で実施している子育て世代への支援と共に、支援を拡充することで子育て世代が安心して暮らせる環境を整えていくことが重要です。
鎌倉市の現状と課題
鎌倉市では待機児童問題が深刻であり、特に1歳~2歳児の受け入れ人数と待機人数に大きな差があることが課題となっています(鎌倉市公式HP参照)。
0歳児や3~5歳児については受け入れ可能人数に余裕が見られる一方で、育児休業給付金の支給が終了するタイミングとなる1歳~2歳児の受け入れ体制が不十分です。この問題を解消するためには、待機児童ゼロを目指した取り組みを市政として積極的に進める必要があります。


育児休業中の資金面の課題
私自身の経験から、育児休業中に支給される育児休業給付金は支払い開始までに2~4か月ほどかかるため、その間の無収入期間を乗り越えるには事前の蓄えが必要でした。この現状は、特に共働き家庭にとって大きな負担となっています。行政として、こうした期間を補完する支援制度の導入も検討すべきと考えております。
支援を通じて目指す未来
子育てしやすい環境を整えることは、現役世代が安心して働き、暮らし、家庭を築くための重要な土台となります。鎌倉市に住むすべての家族が、安心して子育てを楽しめる街を目指し、私は全力で取り組んでいきます。