現役世代支援政策

鎌倉市の未来を考えたとき、街の活性化には「現役世代」の定住・定着が不可欠です。そして、その現役世代が安心して子どもを育てられる環境が整えば、街全体が持続的に発展します。私は、以下の3つの政策を軸に、鎌倉市をより魅力的な街へ変えれるのではないかと考えています。
- ① 現役世代の支援
- ② 子育て世代の支援
- ③ 空き家問題の解決
そのうちの、①現役支援政策についての私の考えをお伝えします。
① 現役世代の支援
街の活性化には、現役世代の定住が不可欠です。現役世代が増えることで経済が回り、地域の活力が生まれ、鎌倉市の未来を支える土台が築かれます。そのため、「住みたい・暮らしたい」と思える環境を整えることが重要であり、以下の支援策を提案します。
主な支援策(個別)
・経済的支援:鎌倉在住家賃補助、住宅購入支援、テレワーク支援
・キャリアアップ/情報支援:スキルアップ情報の展開、空き家バンク等興味ある情報提示
・移動手段の確保:不便地域の深夜バスの復活、レンタルスクーターなど
・仕事環境の提供:ワーキングスペースの整備・利用支援
・結婚・出産支援:結婚支援サービスの提供、結婚・出産お祝い金、不妊治療の支援
・雇用を増やす意味で企業誘致:ワークライフバランスの向上の制度への支援
鎌倉市が公表している年齢別人口データ(鎌倉市公式HP)によると、25歳~35歳の若い世代が年々減少していることが分かります。また、全国的な課題である出生率の低下も、鎌倉市において顕著な傾向となっています。

こうした状況に対し、市政だけで根本的な解決を図ることは難しいかもしれません。しかし、市として現役世代を積極的に支援することで、街の活性化につなげることは可能です。現役世代が増えれば、将来的な税収増にも結びつき、より持続可能な街づくりが実現できます。
この取り組みは短期間で成果が出るものではありませんが、未来の鎌倉へと「たすき」をつなぐために、今こそ現役世代の支援に力を入れるべきだと考えています。鎌倉を、若い世代にとって「住み続けたい街」へと変えていくために、私は全力で取り組みたいと考えています。